通学状況をメールで通知、小田急の「あんしんグーパス」
小田急電鉄は5月9日、PASMOを使用した自動改札機通過情報配信サービス「小田急あんしんグーパスIC」と「学校あんしんグーパス」を利用する子どもの数が7,000人を超えたと発表した。
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「小田急あんしんグーパスIC」は、小田急沿線の居住者や、沿線の学校に通学する子どもを持つ保護者に、自動改札機の通過情報をメールで配信するサービス。2007年12月より開始した同サービスは、通学や習い事などで出かける子どもの状況を確認できる安心感が保護者から評価され、小・中学生を中心に利用者は増え続けているという。
また、同社と学校との連携により提供される「学校あんしんグーパス」では、小田急線の自動改札機通過情報に加え、学校の登下校情報も保護者宛にメール配信される。学校法人玉川学園では、小学生を対象に2009年4月より同サービスを導入。学園内に設置した読み取り端末にタッチすることで発生する登下校情報が保護者に通知されるほか、これらの情報をもとに学校側でも、所在管理サーバーで児童の所在を確認することができ、学園独自の安全対策として活用しているという。緊急時などには、学校から保護者へ一斉にメール配信を行うことも可能だという。
「小田急あんしんグーパスIC」の利用対象は、記名式PASMO(PASMO定期を含む)を所有する小学生、 中学生、高校生とその保護者。利用料金は、1ヵ月あたり525円で、決済はクレジットカードのみとなる。なお、小田急グループのOPクレジットカードを利用する場合は、月額315円の割引料金でサービスが受けられるという。申し込みは、小田急線各駅に設置している「小田急あんしんグーパスIC」パンフレットにより受け付けている。
《田崎 恭子》
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