アマゾン、122校にキンドル導入…コンテンツ一括管理サービスも提供
米アマゾンは10月17日、電子書籍端末「キンドル」とタブレット端末「キンドルファイア」の教育市場での普及拡大を狙い、122校以上で試験導入していると発表した。同社では、端末を管理するためのサービス「Whispercast for Kindle」を無償提供する。
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同サービスは、学校など多数の端末を導入する環境において、端末と電子書籍コンテンツの一括管理を可能にする。アクセス制限などといった端末の設定から、配布コンテンツまで一元的に管理することで、端末ひとつひとつを個別に設定する必要がなくなるという。
また、キンドル端末だけでなく、iOS搭載のMac製品やAndoroid端末、パソコンもサポートし、専用アプリをインストールすることで、各端末に電子教材を配布できるようになる。先生が購入したキンドル用コンテンツを、一度に複数の端末に配布することを可能にするという。
米国の学校では、すでにキンドルの利用が始まっており、クリアウォーター高校では2年半前に2,000台導入したという。同校の校長Keith Mastroides氏は、「生徒は、今までよりも熱心に学習するようになった」と語り、現在では地区内の122校以上の学校でキンドルが導入されているという。Whispercast for Kindleは、キンドルやコンテンツを管理する上で非常に役立つサービスだと同氏はコメントしている。
キンドルの日本発売が注目される。
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