米大統領選挙…「Twitter選挙」と呼ばれる理由とは
本日6日は、アメリカ大統領選の投票日。近年の選挙では、ソーシャルネットが活用されることも多いが、Twitterによれば、今回の大統領選は「Twitter Election(Twitter選挙)」と呼ばれているという。同社では、その背景を分析している。
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
それによると、2008年の大統領選挙時には合計約180万個のツイートがあったが、今年は、90分の討論に対し1,000万個のツイートが行われたという(政治だけでなく全ツイートのボリュームでは、2008年の合計ツイート量は、2012年の48時間内のツイート量とほぼ同じくらいとなっている)。
大統領選のラストスパートが始まる8月と9月の民主党と共和党の党大会では、共和党をサポートする俳優クリント・イーストウッド氏の「Empty Chair(空の椅子)」スピーチに対するオバマ大統領のツイートが、55,000以上と、最も多くリツイートされた。
また最も盛り上がりが大きかった討論会は、日本時間の10月3日にコロラド州で行われた第1回討論会だった。この討論時間内に約1000万ツイートがなされた。その後のすべての討論会でも、多数のツイートがなされ、10月22日にフロリダ州で行われた最後の討論会でも650万ツイートが起こっている。
なおTwitterでは、ツイート数などの指標を用いて両候補を分析するページ「The Twitter Political Index」、候補者のツイートに対して各州がどのように反応しているかを見られるマップ「Political Engagement Map」なども公開している。また今回の選挙戦では、メッセージの効果をより高めるために、Twitter広告も利用されており、共和党のロムニー候補は、大統領選のためにプロモトレンドを利用している。
本日いよいよ米大統領選挙……今年は「Twitter選挙」?その背景を探る
《冨岡晶@RBB TODAY》
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