2012年大卒の20万人、求人あっても就職せず…雇用のミスマッチ発生
内閣府は11月6日、若者雇用戦略推進協議会の第1回会合を開催した。会合では、2012年3月に卒業した大学生56万人のうち、就職者は36万人で、残りの20万人は求人があったのに就職しないという、雇用のミスマッチが生じていることが明らかになった。
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中小企業の大卒求人倍率は3倍以上であり、中小企業の採用枠が多くある一方で、学生の側は大企業志向が根強いといった雇用のミスマッチが問題となっている。
内閣府は、雇用のミスマッチを解消するため、地域の中小企業の魅力を発信するほか、中小企業とのマッチングに強いハローワーク・ジョブサポーターと大学の連携を強化する。また、同じ地域の中小企業に入社した若者が相互に交流できる仕組みを整備することで、若者の中小企業への定着を支援するという。
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