広島市に中高一貫の中等教育学校、来春開校
広島市教育委員会は1月17日、平成26年4月より中学・高校を一貫で学ぶ、中等教育学校を開校することを発表した。この中等教育学校は、現在の安佐北中・高等学校を新たに「広島中等教育学校」(仮称)として開校するものだ。
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
平成15年に安佐北中学校が併設されて以来、併設型中高一貫教育校として、6年間のゆとりのある学校生活の中で、計画的・継続的な教育を行うことにより生徒ひとりひとりの個性や能力・創造力を最大限に伸ばす教育を進めてきた。確かな学力の定着を図るとともに、豊かな個々を培うことを重視している。こうした教育の成果等を踏まえ、中高一貫教育のより一層の充実を図るため、従前の「併設型中学校・高等学校」から、一つの学校として、6年間一貫した教育計画に基づく特色ある教育活動を継続的に行うことができる「中等教育学校」へ移行することとした。
教育内容としては「高い志を持ち、品格を備えたグローバル人材」の育成を目指して、6年間を見通した教育課程を編成し、
1、知識基盤社会に生きる知的探究能力
2、異なる言語を通じて関係を構築するコミュニケーション力
3、伝統と文化を継承する日本人としてのアイデンティティ
4、多様な考え方を調整し集団をまとめるリーダーシップ
などの力を育む。
選抜については、前期(1~3年)から後期(4~6年)への進学時に試験はなく、後期からの定員募集を行わない。平成26年度より学年進行により1学年120名(3学級)を募集する。安佐北高等学校入学者選抜は、平成26年度入学生が4年生(後期課程)に進級する前の平成28年度選抜まで募集を行う方針。また、校名等については、教育委員会議や条例改正等の諸手続を経て正式に決定する。
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