Google、東日本大震災のデジタルアーカイブをリニューアル
グーグルは21日、東日本大震災に関する記録アーカイブサイト「未来へのキオク」をリニューアルし、より「キオク」を探しやすいデザインに変更した。あわせて36件の震災遺構などを追加した。
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「未来へのキオク」では、失われた思い出や風景などを記録・記憶することを目的に、2011年5月から、写真などの「キオク」約5万5800件以上をアーカイブしている。震災前後の街の様子、津波や地震の被害を受けた建物(震災遺構)の屋内を撮影したストリートビューも閲覧可能だ。
今回のリニューアルでは、動画、写真、ストリートビューなど、すべての情報を地図上にマッピングした。またタイムスライダーを追加し、時間の経過による景色の変化を確認しやすくした。またストリートビューについては、震災前後を上下分割画面で閲覧可能にした。
新たに追加撮影された震災遺構は、岩手県宮古市たろう観光ホテル、宮城県石巻市おしかホエールランドなど36か所。なお宮城県山元町山元町立中浜小学校は、屋根裏には避難した人たちが震災当日の夜を過ごした様子がそのまま残っているという。
さらに、首都大学東京 渡邉英徳研究室と朝日新聞社が実施した「東日本大震災アーカイブ」も、地図上で検索・閲覧可能となっている。
未来へのキオク
http://www.miraikioku.com/
震災から2年を目前に、Google「未来へのキオク」がリニューアル
《冨岡晶@RBB TODAY》
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