高齢者向け住宅でタブレット活用、KDDIが実証実験
KDDIと笑顔のおうちクリニックは27日、医療および介護事業者向けサービスの商用化検討に向けた実証実験を、4月1日より開始することを発表した。
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このサービスは、タブレットを活用した「医療用高機能テレビ電話システム」の導入や、介護記録の電子共有化を行うものだ。医療従事者と介護従事者の情報共有化が狙いで、第一弾として、千葉県松戸市のサービス付き高齢者向け住宅(約20名の高齢者が入居)を対象に、3ヵ月間トライアルを実施する。以降も検証を進め、2014年以降の商用化を目指す。
タブレットを活用した「医療用高機能テレビ電話システム」では、医師や介護ヘルパーが高齢者の表情を確認しながら遠隔で応答・診療が可能。また高齢者が操作することなく、遠隔から患部の写真撮影・保存等を行える。介護記録の電子化では、医師や介護ヘルパーの業務効率化や、スピーディで確実な情報共有を実現するとのこと。
KDDI、サービス付き高齢者向け住宅でのICT活用を実証実験
《冨岡晶@RBB TODAY》
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