東京都内公立学校の給食実施率は99%以上…箸は全校で使用

 東京都内公立学校の完全給食実施状況は、小・中学校1,925校の99.1%、都立定時制高校、都立中学校・中等教育学校および特別支援学校122校の100%であることが、東京都が調査しまとめた「学校給食の実態」より明らかになった。

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学校給食の実施状況(小・中学校)
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 東京都内公立学校の完全給食実施状況は、小・中学校1,925校の99.1%、都立定時制高校、都立中学校・中等教育学校および特別支援学校122校の100%であることが、東京都が調査しまとめた「学校給食の実態」より明らかになった。

 同調査は、東京都の全公立学校を対象に学校給食の実施状況について実態を調べたもの。調査時点は2012年5月1日。

 学校給食の実施状況は、小・中学校1,925校のうち、「完全給食実施校」が1,907校(99.1%)、「ミルク給食実施校」が13校(0.7%)、「未実施校」が5校(0.3%)。また、都立定時制高校、都立中学校・中等教育学校および特別支援学校122校のうち、「完全給食実施校」は100%であった。

 食堂・ランチルームの設置状況は、小学校が766校、中学校が804校にのぼる。箸の使用状況は、完全給食実施校の100%となり、すべての学校で使い捨てでないものを使用している。

 米飯給食実施状況は、小・中学校ともに100%となり、週あたり実施回数は「3回」が約半数(小学校56.4%、中学校45%)を占めた。

 学校給食費の保護者負担額(1食あたり)は、小学校高学年が平均252円、最高294円、最低166円となった。また、中学校が平均294円、最高347円、最低202円となった。

 アレルギー対応・特別食対応は、小学校の完全給食実施校1,300校のうち1,274校、中学校の完全給食実施校607校のうち504校にのぼる。

《工藤めぐみ》

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