大学間協定に基づく日本人海外留学生数、早大・立命・関西外大がトップ3
JASSOは、平成23年度の大学間協定などに基づく留学状況調査結果をホームページ上で公開した。大学間の協定は、学生が留学を通じてよりグローバルな知見を得る上で魅力的な選択肢。各大学がどのようにグローバル人材を育成しているかを見極める上でも興味深い指標だ。
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調査は、教育または研究などを目的として、平成23年度中(平成23年4月1日から平成24年3月31日まで)に海外の大学などで留学を開始した日本人学生などについて調べたもの。調査結果によると、協定などに基づく日本人学生留学は合計3万6656人。国別に見るともっとも多いのは米国で8,602人、2位が中国で4,477人、3位が韓国で3.853人となった。以下、カナダ、英国、オーストラリア、ドイツと続く。
地域別に見ると北米への留学者数が多く、33%以上が北米に留学しているようだ。その一方で、ヨーロッパへの留学者数は約21%とアジア諸国への留学者数約32%を大きく下回った。
日本人学生派遣数の多い大学は、トップが早稲田大学で1,523人、2位が立命館大学の1,254人、3位が関西外国語大学の1,187人。以下、関西学院大学、東海大学、立教大学と続く。なお、国立大学で最も多かったのは、千葉大学と広島大学で、ともに359人だった。
《水野こずえ》
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