生徒の声と手書き操作を記録できる「ThinkBoardクラスルーム」
ゼッタリンクスは5月13日、生徒の声と手書き操作を簡単に記録することができる協働学習支援ソフトウェア「ThinkBoard(シンクボード)クラスルーム」を発売開始した。価格はオープンとなっている。
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紙の解答用紙や記号選択式の問題演習では、解答に至るまでの解答手順や試行錯誤の様子を把握することができなかった。ThinkBoardクラスルームは、タブレットPCのデスクトップ画面を背景として、その上に書いた手書きの文字や数式などの描写と、声やつぶやきなどの音声を同時に記録することができる。例えば、「手書き」からは筆算の間違いや文字の誤解を、「声」からは本人の自信の程度や知識の言語化の度合いを、生徒それぞれの「思考プロセス」として明確に保存・再生することができる。そのため、今まで読み取れなかった「思考のプロセス」が手に取るようにわかるようになるという。
同製品は、既存のタブレットや電子黒板での活用に適している。ひとつの画面内で最大4つのコンテンツを同時に再生することができ、複数のコンテンツを同時に比較再生することで、それぞれの考え方や表現の共通点と相違点を省察することができる。このような自分と他者との共通点や相違点を見出だし理解する活動を通して、生徒は思考力・判断力・表現力を着実に身に付けていくという。
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