神奈川県、平成26年度公立高校入学者選抜選考基準を公表

 神奈川県は6月7日、平成26年度公立高等学校入学者選抜における各校の「選考基準一覧表」をホームページに公表した。各校の学科ごとの選考基準や実施する特色検査の情報が掲載されている。

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選考基準一覧表の見方
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 神奈川県は6月7日、平成26年度公立高等学校入学者選抜における各校の「選考基準一覧表」をホームページに公表した。

 「選考基準一覧表」には、各校の学科ごとの選考基準(資料の取り扱い比率、重点化する教科、面接の「学校ごとの観点」など)や実施する特色検査の情報が掲載されている。

 学力検査実施教科は、全日制では5教科、定時制では3教科となっている。ただし、全日制の課程で特色検査を実施する場合は3教科にまで減らす場合がある。特色検査は学力検査や面接では測れない総合的な能力や特性を測る検査で、「実技検査」と「自己表現検査」があり、各校が必要に応じて実施する。

 選考基準の比率および重点化は、共通の検査として実施する「学力検査」「面接」「学習の記録」の3つの資料を、合計が「10」になるようそれぞれ「2」以上として学校・学科ごとにその取扱い比率を設定する。「特色検査」を行う場合は最大「5」として別に取り扱う。また「学力検査」の得点(2教科以内)と「学習の記録」の評定(3教科以内)を、教科ごとに2倍まで重点化することができる。

 面接評価の観点は、「入学希望の理由」「中学校での教科等に対する学習意欲」「中学3年間での教科等以外の活動に対する意欲」の3つを共通の観点として「学校ごとの観点」を設けることができる。

 なお、「選考基準一覧表」は県教育委員会のホームページのほか7月に発行予定の「募集案内」に掲載する。

《荻田和子》

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