静岡県の川勝平太知事は9月9日の定例知事記者会見にて、2013年度全国学力テストで小学校の国語Aの平均正答率が全国最下位となったのは先生の責任であるとして、県内公立小学校524校のうち、下位100校の校長名を公表する考えを明らかにした。
下村大臣は「教育委員会や学校が保護者や地域住民に説明責任を果たすため、子どもたちの学力の状況等について積極的な情報提供を行うとともに、教育に関する検証・改善サイクルを確立することは重要である。一方、結果の公表にあたって、学校の序列化や過度な競争に繋がらないように配慮すべきだ」と述べた。
また、結果の公表については、2014年度以降、改めて取り扱いを検討することとしている。しかし、現時点で都道府県教育委員会は、個々の学校を明らかにした公表は行わないと主張した。
なお、2013年度全国学力テストの結果公表に関する会見は、9月10日の会見動画の12:30から視聴できる。