中高生向け英語力判定テスト「TOEFL Junior」地方自治体で活用広がる
KUMONグループのGC&Tは、茨城県教育委員会が主催する「平成25年茨城県高校生国連グローバルセミナー」の参加者の英語力測定に、TOEFL Juniorテストが採用されることになったと発表した。
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TOEFL Juniorは、世界共通の英語力判定テスト「TOEFL」の中高生版、日本ではGC&Tが受験の受付けなどを行っている。テストは「リスニング」「文法・語彙」「リーディング」の3セクション、各42問の四択マークシートで、600から900の数値で結果が示される。
「茨城県高校生国連グローバルセミナー」とは、国際連合大学(東京)において、国際問題に関する講義の受講や留学生との懇談を実施する取り組み。事前研修を含め、10月から来年2月にかけ計8日間の日程で行われ、参加者は、茨城県の県立高校の生徒の中から30名を選出。その選定テストとして、また英語力測定テストとしてTOEFL Juniorが採用されることとなった。
各地方自治体では、国際社会で活躍できる人材の育成を目指した英語力の向上や人材育成事業が多く計画されており、その中で、国際的に通用する基準で学生の英語力を測定できるTOEFL Juniorの活用が広がっているという。
岐阜県では、「グローバル・コミュニケーション能力育成支援事業」において、実施される外部検定試験にTOEFL Juniorを採用。北海道では、道教育委員会が主催するイングリッシュ・キャンプの最上級クラスにおける英語学習の成果測定にTOEFL Juniorテストが活用されているという。また大阪府では、海外留学を目指す高校生等を対象に開催している「おおさかグローバル塾」の出願資格確認試験として採用されている。
なおGC&Tでは、11月17日に「2013年第2回TOEFL Junior公開テスト」を開催。申し込みは、10月8日まで同社ホームページにて受け付けている。
《水野こずえ》
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