プランターで始める家庭菜園、ほうれん草や小松菜は秋からでも栽培可
野菜と家庭菜園に関する調査によると、5割以上の回答者が家庭菜園の経験があり、未経験者の約5割が関心を持っているという。ベランダやプランターで容易に栽培できる小松菜などは、生育期間も短く、秋からの家庭菜園に向いているという。
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また、同調査によると、家庭菜園をしていない理由として多かったのは、「家庭菜園は手間がかかる」と「時間的な余裕がない」の2点。秋に栽培が始められる紅白二十日大根やスイスチャード、ほうれん草、小松菜などは、プランターで栽培することもでき、秋は温度が高くないため水やりの頻度も少なく、手間をかけずそだてることができるようだ。
小松菜の一種「楽天」は、生育期間も短く、病気にも強いため、家庭菜園に適しているという。カルシウム含有量がほうれん草の3倍とされており、栄養効果も高い。紅白二十日大根の「フレンチ・ブレックファスト」は、根長4センチほどなためプランター栽培が可能で、サラダの彩りに適しているという。そのほか、リーフレタス、水菜、小カブなどもプランターで栽培することが可能。葉と根を食べる野菜は、秋から冬の適温を好むため、これからの栽培でも間に合うようだ。
家庭菜園で野菜を作っている人の満足度は高く、約8割に上るという。また、満足度の理由でもっとも多かったのが「作物の収穫の喜びを得られる」で、そのほか「自分の好きな野菜が作れるから」「作った野菜を家族や知人が食べてくれるのがうれしいから」という回答も多かった。
タキイ種苗は、初心者向けにベランダ農業に必要な準備品や、プランターで栽培しやすい野菜や栽培方法を紹介することで、秋からの野菜作りを提案している。
《湯浅大資》
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