6割の学生が「大麻は手に入る」、関西4大学が薬物意識調査
大学生の約4割が、大麻について「少々苦労するが、何とか手に入る」と考えていることが、関西の4大学が共同で実施した「薬物に関する意識調査」の結果から明らかになった。「脱法ドラッグ」を知っている学生も半数に上り、前年度より2割以上増えていた。
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関西、関西学院、同志社、立命館の4大学が2013年4月、新入生を対象に実施し、1万9,587人から回答を得た。4大学では、2009年に薬物乱用防止に関する共同声明を発表し、さまざまな取組みを展開。学生の薬物に対する意識や態度を明らかにすることで、薬物乱用防止策の企画立案に役立てようと、意識調査も毎年実施している。
大麻を手に入れようとした場合、どの程度難しいと考えているかをたずねた項目では、「絶対不可能」(7.4%)、「ほとんど不可能」(12.1%)に対し、「少々苦労するが、何とか手に入る」は39.9%、「簡単に手に入る」も21.9%あった。「手に入る」と答えた人に理由をたずねた結果では、「入手方法は知らないが、大麻に関する事件報道などが増加しており、簡単に入手できると感じる」がもっとも多く64.5%を占めた。「入手方法は知らないが、簡単に手に入ると聞いたことがある」(28.7%)のほか、「インターネットなどで販売されているのを見かけたことがある」(3.4%)、「入手方法を知っている」(1.9%)という回答もあった。
「大麻を使う人が増えているのはどのような理由からだと思いますか」という質問でも、72.2%が「薬物が簡単に手に入るようになっている」と回答。「簡単にやせられるとか、1回使っただけなら害がないなど、誤った情報が多い」(33.9%)、「友達、仲間、先輩、後輩にすすめられる」(34.2%)などの回答も多かった。
薬物の認知度については、「大麻」(92.8%)、「覚せい剤」(90.7%)、「麻薬」(89.2%)などが高かったほか、「脱法ドラッグ」については50.1%の学生が「知っている」と回答。前年度比25.6%の増加で、脱法ドラッグに対する若者の認知度が上がっている実態が浮き彫りになった。4大学では、「いわゆる脱法ドラッグは、薬事法違反である疑いが強いにもかかわらず、公然と販売され、若者を中心に乱用が拡大している。死亡事故を含む健康被害が発生するだけでなく、麻薬などの使用に発展する危険性もあり、今後の動向に着目していく必要がある」としている。
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