【文科省】教科書改革におけるバランスのよい記述とは…11/19下村大臣会見
下村博文文部科学大臣は11月19日の定例記者会見で国民へのわかりやすい情報開示でグローバル化を推進、教科書改革は一方的な内容ではなく政府見解も併記することなどについて発言した。
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◆11月19日のテーマ
国民へのわかりやすい情報開示でグローバル化を推進(3:29~)
教科書改革、一方的な内容ではなく政府見解も併記(5:02~)
※()内に動画の再生時間を記した
・国民へのわかりやすい情報開示でグローバル化を推進
行政事業レビューにおいてグローバル人材育成推進事業についての部分で、グローバル人材の定義、成果を留学生の数で計ることなどに懐疑的な意見があるが、すべてのテーマにおいて肯定的な意見だけでなく、さらに検討を重ねる必要があるなどの留意点が委員から出されているのが現状だ。
税金を投入することになる事業だからこそ、官民ファンド等を大臣自らが進め費用の捻出も図っている。費用対効果やどの程度の成果に繋がるのかということについて、より明確に国民にわかる形で示す必要があると述べた。
・教科書改革、一方的な内容ではなく政府見解も併記
教科書改革におけるバランスのよい記述とは、客観的な言い方をすれば新教育基本法に則った教科書記述をということになる。
旧日本軍の従軍慰安婦問題の記述がある教科書について、バランスのよい教科書といえるのかという記者からの質問に対し、「バランスのよい記述ということであるから、一方的な内容だけでなく、政府の見解も併記してほしい。」と、教科書のカラーを変えるということでなく、政府見解も同時に学べることが前提だと述べた。
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