【文科省】外国語コミュニケ―ションの強化…1/14下村大臣会見
下村博文文部科学大臣は1月14日の定例記者会見で、小学生から「おもてなし」を表現できる外国語指導を、「歴史・伝統・文化」の正しい認識が人材育成に繋がることなどについて発言した。
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◆1月14日のテーマ
小学生から「おもてなし」を表現できる外国語指導を(4:20~)(15:53~)(18:00~)
「歴史・伝統・文化」の正しい認識が人材育成に(9:40~)(10:43~)(13:07~)(15:16~)
沖縄県教委が主体的に結論を(11:45~)
※()内に動画の再生時間を記した
・小学生から「おもてなし」を表現できる外国語指導を
2020年を単にオリンピック・パラリンピックを開催する年とするのではなく、新たな成長に向かうターゲットイヤーとして位置付け、東京だけでなく日本社会を元気にするための夢ビジョンとして打ち出した。他府省庁に先駆け、文科省内の中堅若手を中心に検討を進め文科省版夢ビジョン2020を取りまとめた。
教育分野では外国語コミュニケ―ションの強化を行い、小学生から「おもてなし」のできるコミュニケーション能力を身につけられるよう支援することを盛り込んだ。スポーツ・科学技術・文化・教育の4分野それぞれにおいて有識者会議をもつ方針で、「今後はさらに深掘りしながら予算に反映できるようにしていきたい」と述べた。
・「歴史・伝統・文化」の正しい認識が人材育成に
我が国の将来を担う子どもたちが日本の領土を正しく理解をすることはきわめて重要であるとの見解から竹島・尖閣諸島を含めた我が国固有の領土に関する学習指導要領解説の記述をより明確なものとすることについて検討している。しかし具体的な記述内容や改定時期については未定。
また今まで解説書などに明確にされていなかったこと自体が反省すべきことだとし、「真の日本人としてのアイデンティティである『歴史・伝統・文化』をしっかり教えることがグローバル社会の中で真に活用される人材になる」と述べた。
これを受けて中国・韓国が抗議をするなど動きが出ていることについて日本固有の領土について子どもたちに正しく理解させることは国家として当然だとし、「自己主張もできないことが真の国際交流に繋がることにはならない」と語った。
・沖縄県教委が主体的に結論を
竹富町の教科書問題で1月15日に沖縄県教育委員会が内容を討議するが「沖縄県教育委員会が主体的に結論を出すことに期待をしたい」と述べるにとどまった。
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