東京都の学校裏サイトが増加、中学校が6割以上占める
東京都教育委員会は1月21日、学校裏サイトについて、平成25年12月の監視結果を公表した。学校裏サイトが検出された学校数は、12月1日~12月31日の31日間に163校で、このうち中学校が104校と64%を占める。11月と比べると5校増加している。
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
都教委は、公立学校全校を対象とした学校裏サイトの監視を2009年6月18日より開始。毎月、監視結果の報告書をまとめ、都内の学校や教育委員会への情報提供している。
巡回監視実施校数726校のうち、学校裏サイトが検出された学校数は、163校(小学校1校、中学校104校、高校58校、特別支援学校0校)。検出された不適切な書込み807件のうち、もっとも多いのは「自身の個人情報を公開」で692件、次いで「虐待・暴力被害、飲酒・喫煙などの不適切行為」78件、「他人の個人情報を公開」29件、「誹謗中傷」8件が続き、「違法・犯罪行為」「家出」「自殺・自傷」は0件だった。「自身の個人情報を公開」が85.7%を占める結果となった。
11月の結果と比較すると、不適切な書き込み件数は843件から807件に減少しているものの、学校裏サイトが検出された学校数が158校から163校に増加し、特に中学校が94校から104校と10校増えている。
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