【高校受験2014】埼玉県公立高校入試<国語>講評…例年並み
平成26年度埼玉県公立高等学校入学者選抜の学力検査が、3月3日(月)に実施された。最終志願状況によると、全日制の募集人員39,841人に対し志願者数は46,947人、志願倍率は1.19倍となった。
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難関高校に高い合格自責をもつSAPIX中学部(サピックス)の協力を得て、学力検査の「国語」の講評を速報する。この他の問題についても同様に掲載する。
◆<国語>講評(SAPIX中学部 提供)
問題構成と難度は例年通りで、大きな変化はありません。試験時間50分の中で作文を含め、現代文2題、古文1題と国語の知識の問題を解く必要がありますが、事前に対策を講じて訓練を積めば、スムーズに対応できたでしょう。
【1】文学的文章
【出典】堀米薫(ほりごめかおる)『林業少年』
百年杉は伐られてもその生命を循環させることと、代々林業を営む家庭に生まれた主人公の境遇とが重ねられおり、主人公が閉塞感を抱くという内容でした。中学生に将来について少しでも考える材料を与えたいという県立高校からのメッセージとも思える文章でした。
【2】漢字の読み取り・書き取り・国語の知識
漢字は、例年よりも解答しやすい問題が出題されていました。文法・語句・ことわざなどが出題されていたので、日頃から国語の知識を全般的に身につけておく必要があったでしょう。
【3】説明的文章
【出典】藤田正勝(ふじたまさかつ)『哲学のヒント』
ここ5年は理系の文章が多かったのですが、今年は「言語」をテーマにした哲学的な文章のため、難しく感じた受験生も多かったでしょう。言葉が抽象的な側面だけではなく、経験や実感を喚起させられる側面を持つという要旨をもとにした記述問題が出題されていました。
【4】古文
【出典】源俊頼(みなもとのとしより)『俊頼髄脳』
和歌は目に見えない神々の心をも動かす」というテーマが理解できれば、読解は難しくなかったでしょう。ちなみに、このような「和歌の効用」についての話は頻出なので知っていれば短時間で解答できたものと思われます。
【5】作文
「働く理由」についての資料をもとに「働くこと」について考えをまとめさせる問題でした。1と同様に、中学生に将来について考えてほしいという高校からのメッセージにも読み取れました。作文は時間内にまとめる必要がありますので、事前の対策は必須です。
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このレポートは2014年3月4日(入試翌日)に分析速報としてSAPIX中学部により作成されたもの。埼玉県の入試に関する詳細な分析は、下記の入試分析会で報告される予定だ。また、埼玉県公立高校入試のためのシミュレーションに最適な公開模試も実施する。
・埼玉県難関高合格セミナー(3月21日)
・埼玉県立難関校入試プレ(8月6日・10月19日)
《湯浅大資》
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