TOEFL、小中学生向けに2つの新テストを追加

 グローバル・コミュニケーション&テスティングは3月17日、TOEFLテストに若年層向けの「TOEFL Primary」と「TOEFL Junior Comprehensive」を追加すると発表した。前者は8歳以上、後者は11歳以上を想定している。

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 グローバル・コミュニケーション&テスティングは3月17日、TOEFLテストに若年層向けの「TOEFL Primary」と「TOEFL Junior Comprehensive」を追加すると発表した。前者は8歳以上、後者は11歳以上を想定している。

 「TOEFL Primary(トフルプライマリ)」の受験対象者は、英語学習初学者である8歳以上を想定。個々の受験者のリスニング、リーディング、スピーキングの能力を測る。テストは、学生のレベルに応じてステップ1またはステップ2を選択することができる。リスニングとリーディングはペーパーベース、三択のマーク式で、スピーキングテストはコンピュータとヘッドセットを用いて行なう。公開テストの価格は3,880円(リスニング+リーディング)、3,240円(スピーキング)。

 「TOEFL Junior Comprehensive(トフルジュニアコンプリヘンシブ)」の受験対象者は、主に11歳以上を想定。テストはコンピュータを使って行い、リスニング、リーディング、スピーキング、ライティングの4技能を測定する。公開テストの価格は9,500円。

 2つのテストは、全国8か所(札幌、仙台、東京、横浜、名古屋、大阪、広島、福岡)にて、11月に実施予定。いずれのテストも導入から3年を目途に、全都道府県での実施を目指すとしている。

《工藤めぐみ》

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