上野動物園のパンダ、3/19より展示再開
東京都は3月17日、恩賜上野動物園のジャイアントパンダを3月19日(水)より展示再開すると発表した。3月6日(木)より繁殖に向けた同居を行うため展示を中止していたが、メスのシンシンに発情の兆候が見られないため、展示を再開する。
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ジャイアントパンダの繁殖期は一般的に2月~5月で、この期間中にメスの妊娠の可能性が高まるのは数日間だけだという。上野動物園では自然繁殖を目指しており、シンシン(メス)に発情徴候が認められ、リーリー(オス)との同居の準備を行うため、3月6日(木)より展示を中止していた。
同園では展示中止後、毎日2頭を柵越しにお見合いさせ、行動の変化を注意深く観察してきたが、リーリーを受け入れるような行動の変化がシンシンに現れることはなかった。発情兆候を確認してから2週間が経過しても、シンシンに強い発情の徴候が観察されないため、3月19日(水)から展示を再開することとなった。
なお、5月までが春の繁殖期にあたるため、展示再開後も通常の飼育管理の中で引き続き2頭の状態を注意深く観察するという。
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