管理栄養士国家試験合格発表…合格率は48.9%
厚生労働省は5月9日、第28回管理栄養士国家試験の合格発表を行った。受験者21,302人のうち合格者は10,411人で、合格率は48.9%だった。発表は、同省のホームページや各試験地の臨時事務所国家試験担当窓口で行った。
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試験は3月23日、北海道、宮城県、東京都、愛知県、大阪府、岡山県、福岡県および沖縄県で実施された。
受験者は昨年度より847人多い21,302人で合格者は10,411人。合格率は48.9%で、昨年度より10.4ポイント増えた。合格は、配点を1問1点として総合点120点(60%)を満たすことが基準。
1987年(昭和62年)から、高度な専門知識を有する管理栄養士国家試験が始まった。4年前の第24回の国家試験の受験者26,422人をピークに毎年2万人前後が受験している。管理栄養士養成施設卒業者以外でも、2年または3年の栄養士養成施設を卒業後、一定期間、栄養士として従事していた場合も受験できる。
学校区分別では、管理栄養士養成課程の新卒の受験者は8,614人、合格者は7,857人で合格率は91.2%。管理栄養士養成課程の既卒の受験者は2,350人、合格者は561人で合格率は23.9%。栄養士養成課程の既卒の受験者は10,338人、合格者は1,993人で合格率は19.3%だった。
ホームページでは試験正答表、個別の理由で採点を行った問題について公開している。
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