明治大学、難民の故郷の味を学食で提供…売上の一部を難民支援へ
明治大学は、和泉キャンパスと中野キャンパスで、難民の故郷の味を伝える「Meal for Refugees」を開催する。日本で暮らす難民支援のため、一食につき20円を寄付する。
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実施期間は、和泉キャンパスが5月19日~30日、6月16日~27日の計4週間、中野キャンパスが6月16日~20日の1週間。ビルマ、パキスタン、アゼリ、スリランカ、ネパール、カチン、計6つの国や民族の料理10種を提供する。なお、日本で暮らす難民支援のため、一食につき20円を寄付する。
同プロジェクトは、認定NPO法人難民支援協会が日本で暮らす難民とともに作ったレシピ本「海を渡った故郷の味」から生まれた社会貢献プロジェクト。今回の明治大学での活動は、昨年、同大学も会場となった難民映画祭にボランティアスタッフとして関わった明大生有志が、難民支援協会の協力を得て実現するもの。
「Meal for Refugees」明治大学代表の田村杏奈さん(法学部3年)は「学食という大学生にとって身近な場所で難民のふるさとの味を楽しみ、難民について考えるきっかけにしてほしい」と話している。学生たちは期間中、提供メニューの紹介とともに、日本にいる難民についての啓発活動も行う。
◆Meal for Refugees
【和泉キャンパス】
週替わりメニューを400円で提供
日程:5月19日(月)~30日(金)、6月16日(月)~27日(金)
※土日を除く
時間:10:30~
※数量限定。売切れ次第終了
[提供メニュー]
・5月19日~23日
きな粉入りビルマ風サラダうどん+タピオカとサツマイモのデザート (ビルマ)
・5月26日~30日
まろやかチキンカレー単品(パキスタン)
・6月16日~20日
トマトソースの肉じゃが+ニラたっぷりの卵焼き+白米セット(アゼリ)
・6月23日~27日
パキスタン風炊き込みごはん+ナッツとレーズンのパンプディングセット(パキスタン)
【中野キャンパス】
1週間限定の日替わりメニューを340円で提供
日時:6月16日(月)~20日(金)11:00~
※1日50食限定
[提供メニュー]
・6月16日
鶏肉と野菜のスパイシー炒め、ライス付(スリランカ)
・6月17日
里芋のさっぱり煮込み、ライス付(カチン)
・6月18日
トマトソースの肉じゃが、ライス付(アゼリ)
・6月19日
きな粉入りビルマ風サラダうどん (ビルマ)
・6月20日
豚肉と野菜のガラムマサラ炒め、ライス付(ネパール)
《水野こずえ》
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