近畿大学がベルリッツと提携、5年ぶりの国際系新学部開設構想を発表
近畿大学はベルリッツコーポレーションと提携し、新たな学部「外国語・国際系学部(名称未定)」の開設構想を発表した。開設は東大阪キャンパスで、2016年4月の開設を目指している。
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近畿大学の第14番目の学部として新設される「外国語・国際系学部(名称未定)」は2011年開設の建築学部以来5年ぶりとなる新学部。医学部を含む文系・理系合わせ13学部48学科を擁する総合大学で、近年ではクロマグロの完全養殖やバイオコークスの開発など社会に還元できる研究成果をあげるなど、各方面にさまざまな成果を収めている。
以前より使用言語が英語のみというグローバル化に対応した施設「英語村E3[e-cube]」の設置や、正課授業では全学的なネイティブ教員による英会話授業の実施などに取り組んできたが、国の指針である「グローバル人材育成戦略」に沿った学部を新設することでさらなるグローバル化を推進するという。
新学部では長きにわたりグローバル人材の育成に取り組み、12,000社以上の企業研修の実績を持つベルリッツと連携協力することで国際ビジネスで通用する人材育成を図り、ビジネス英語力・コミュニケーション力・異文化への対応力といった実践的な力を修得することで世界でも通用する学生を輩出していくことを目的としている。
具体的には同大学の教育理念と融合させた留学プログラムを提供し、1年次後期からの海外の提携大学における長期留学と専門科目、そして帰国後の異文化理解を踏まえた教養科目の修得、3・4年次での国際インターンシップ・ボランティアなどを想定しているという。さらに初等中等教育段階からの英語教育強化が必要不可欠であることから、附属学校との高大接続となる7年一貫教育も考えられている。
また新学部開設に当たり、グローバル化への取り組みを示すため、大学英文名称を現在の「KINKI UNIVERSITY」から「KINDAI UNIVERSITY」に変更することも発表された。
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