ジャストシステム、一部報道について釈明…株はストップ安
ジャストシステムは7月10日、ベネッセコーポレーションから流出した個人情報を同社が悪意を持って利用したかのような報道があったことについて、そのような事実は一切ないと発表した。ジャストシステムの株価はこの日、ストップ安となった。
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ベネッセコーポレーションは、7月9日に緊急記者会見を行い、顧客情報約760万件が外部に漏えいしたと発表した。最大約2,070万件が漏えいしている可能性もあるという。ベネッセの説明によると、2014年6月下旬より、通信教育事業を行うIT事業者からのダイレクトメールがベネッセの顧客に届き始め、問合せが急増したことから調査を行い、顧客データが漏えいした可能性が極めて高いことが明らかになった。
7月10日の一部報道で、ベネッセコーポレーションから流出した個人情報をジャストシステムが悪意を持って利用したかのように報じられた。このことについて、ジャストシステムがベネッセコーポレーションから流出した情報と認識したうえでこれを利用したという事実は一切ないという。ジャストシステムは、事業活動の中で顧客にダイレクトメールを送付する場合や、外部の事業者に依頼して発送する場合など、いずれの場合も適切な手順や方法をとっているとしている。
ジャストシステムの株価は10日、前日終値(985円)からストップ安(835円)となった。
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