サイエンスエリート育成の横浜サイエンスフロンティア、H29中高一貫校へ
横浜市教育委員会は7月18日、横浜市立横浜サイエンスフロンティア高校を中高一貫教育校化することを公表した。平成29年4月に附属中学校の開校を目指すという。現在の小学4年生が1期生となる。
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横浜サイエンスフロンティア高校は平成21年に開校。「日本の将来を支える論理的な思考力と鋭敏な感性を育み、先端的な科学の知識・技術、技能を活用して世界で活躍する人間を育成」することを教育理念にしている。
平成22年にスーパー・サイエンス・ハイスクール、今年度にスーパー・グローバル・ハイスクールの指定を文部科学省から受け、特色ある教育活動を行っている。
教育理念である「サイエンスエリート」の育成を促進するとともに、経済的負担の少ない公立の中高一貫教育に対するニーズに応え、横浜サイエンスフロンティア高校に附属中学校を併設し中高一貫教育を導入する。
附属中学校は平成29年4月をめどに開校し、規模は2学級となる。高校の規模は6学級で、附属中学の生徒は入学者選抜を行わず同高校に進学することができる。高校からは4学級の募集になる。
今年8月に開設準備委員会を立ち上げ、教育内容、教育課程、適正検査作問、施設整備などの検討に入る。平成28年6月に入学者募集案内を配布、8月に学校説明会などを実施し、翌29年2月に適性検査を行い4月に開校する予定だ。
平成24年に横浜市で初の併設型中高一貫校として開校した市立南高校附属中学校は1学年4学級。平成26年度の募集人員は160人で、競争率は7.91倍だった。横浜サイエンスフロンティア高校の附属中学は南高附属中学より少ない2学級でのスタートになる。
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