秀英予備校、全国20の不採算校舎を撤退・移転
秀英予備校は9月30日、経営効率化を目的に全国の不採算校舎を撤退・移転すると発表した。対象となるのは、8道県の20校舎。校舎閉鎖時に見込まれる損失相当額は、4億5,600万円に上るという。
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同社は、1977年創業の東証一部上場企業。小中高生を対象に学習塾を展開する。静岡県に本社があり、北海道、宮城、福島、神奈川、山梨、愛知、岐阜、三重、福岡の10道県で230校舎以上を運営している。
9月30日開催の取締役会で、将来の収益の見通しや経営資源の効率化を検討し、不採算校舎の撤退と移転を決議した。撤退・移転の対象となるのは、静岡県5校舎、愛知県3校舎、岐阜県3校舎、北海道3校舎、神奈川県2校舎、三重県2校舎、宮城県1校舎、山梨県1校舎の計20校舎となる。
損失相当額4億5,600万円は、平成27年3月期第2四半期(平成26年4月1日~9月30日)に特別損失として計上される。
不採算校舎の集約については、代々木ゼミナールを運営する高宮学園でも計画を発表。少子化などを背景とした学習塾・予備校事業者の厳しい経営実態が表れている。
※お詫びと訂正:初出時、 損失相当額に誤りがありました。お詫びして訂正いたします。
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