慶應SFC、英語のみで卒業できる留学生向けプログラムを拡大

慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス(SFC)は、英語で提供する授業のみで学部卒業できる「GIGAプログラム」を拡大し、2015年秋学期から総合政策学部でも開始すると発表した。

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 慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス(SFC)は、英語で提供する授業のみで学部卒業できる「GIGAプログラム」を拡大し、2015年秋学期から総合政策学部でも開始すると発表した。

 GIGAプログラムは、英語で提供する授業の履修のみで学部卒業が可能な慶應義塾大学初の学部プログラム。海外からの優秀な留学生の受入拡大を目的に、2011年9月より環境情報学部に創設した。現在、韓国、中国(含む台湾)、米国、英国、インドネシアなど、13か国、65名の留学生が在籍している。

 今回そのプログラムを総合政策学部にも拡大。国際戦略、社会イノベーション等の社会科学分野にも拡げ、志願者は両学部のいずれかを選んで出願できるようになる。

 総合政策学部では現在、環境、格差拡大、戦争など、ひとつの学問領域だけでは解決不可能な問題に総合的に取り組んでいる。新しい情報ネットワークを駆使しながら、政策立案からその実証実験、結果評価まで一連の政策過程を体感できる環境を、留学生が英語で学習、研究できるように整備する。教育内容の英語化は段階的に行い、開始当初は国際戦略の分野、社会イノベーションの分野から英語による授業を充実させる予定だという。

 慶應義塾大学SFCでは、GIGAプログラムの拡大により、優秀な留学生をさらに増やし、キャンパスのグローバル化を推進していく。

《水野こずえ》

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