【話題】世界大学ランキングの国内大学評価は微妙、短期間での挽回は不可能か
英タイムズ・ハイヤー・エデュケーション(THE)は10月2日(日本時間)、2014年の世界大学ランキングを発表した。トップ10は英米の大学が独占し、英米以外ではチューリッヒ工科大学(スイス)、トロント大学(カナダ)に続いて東京大学が23位にランクインした。
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THEの世界大学ランキングは、教育の質、国際性、産学連携における収入、研究の質、論文の被引用数の5項目で大学を評価している。トップ10は英米の大学が独占し、英米以外ではチューリッヒ工科大学(スイス)、トロント大学(カナダ)に続いて東京大学が23位にランクインした。
文部科学省が世界大学ランキング100位以内に入る国内大学を増やすための支援を行うことが明らかになっており、ランキングの注目度が上がっている。
THEの世界大学ランキングにて100位以内にランクインしたのは、23位の東京大学と59位の京都大学のみ。京都大学は、前年の52位から順位を落としている。
世界大学ランキングに関して、インターネット上では下記のような反応があった。ランキングの在り方を問うコメントや、現場の現状が語られている。
◆世界大学ランキングに関するインターネット上の反応の一部
「大学の本質から最も遠いもの」
「他人の土俵で競うよりも、自前でランキング作るべき」
「事務作業が増え、研究時間が減り…論文数は増えるのだろうか?」
「外国人教員を採用すれば、世界の大学ランキングは上がる」
「上位はほとんどアングロサクソン…それで戦おうという時点で厳しい」
《湯浅大資》
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