【話題】地元進学率1位の愛知県、「周りが全体的にそういう空気」
旺文社は10月14日、「平成26(2014)年度 都道府県別 大学・短大進学状況」を公表した。都道府県別の地元大学進学率を見ると、愛知県が70.6%ともっとも高く、68.4%の北海道、64.6%の東京都が続いた。
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
各都道府県の地元大学進学率は、文部科学省「平成26年度学校基本調査(速報)」から旺文社が算出した数値。全国における地元進学率は43.2%となっており、愛知県、北海道、東京都、福岡県などが全国平均を大きく上回った。
男女別に見ると、男子の地元進学率がもっとも高かったのは北海道で67.1%。愛知県の65.5%、東京都の62.5%、福岡県の60.3%が続いた。女子の地元進学率を見ると、愛知県が圧倒的1位の77.0%。北海道の70.3%、福岡県の67.4%、東京都の66.9%が続いた。
進学先の選択肢となりえる大学が地元にあるかどうかが地元進学率に大きく影響しているのだろう。地元進学率に関するインターネット上の反応では、愛知県における地元志向が影響しているというコメントが多い一方で、隣県大学へのアクセスを考慮したコメントも見受けられた。
◆地元進学率に関するインターネット上の反応の一部
「愛知ってすごく地元進学率が高くて周りが全体的にそういう空気」
「地元進学率、奈良県はワースト3。1時間ほどで大阪府や京都府のほとんどの大学に行けるからしかたない」
「単に「その県に大学が多いか少ないか」だけでは?」
「大学の地元進学率は長期的に上昇傾向にある、費用節約と、大学数の増加が原因」
「地方で大学進学率や相対的学力上位層の地元進学率を高めることに意味はある」
《湯浅大資》
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