【全国学力テスト】滋賀県教委、基礎的な知識が定着していないと分析
滋賀県教育委員会は11月10日、平成26年度全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)の分析結果を公表した。基礎・基本的な知識や技能が十分に定着していないとし、学習や練習を繰り返す必要性などを指摘している。
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4月22日の全国学力テストは、県内の公立小中学校や特別支援学校332校で実施され、小学6年生と中学3年生が参加した。平均正答率は、小中学校ともにすべての教科で全国平均をやや下回る結果となっている。なお、調査結果については、8月25日と9月16日にも公表している。
公表した設問ごとの分析によると、主に知識を問うA問題で学年ごとに身に付けておかなければならない基礎・基本的な知識や技能が十分に定着していないことが判明。多かった誤答を具体的に示しながら、「計算などの繰り返し練習」「日ごろから本など読み、自分の考えを深めることが必要」など、改善策をアドバイスしている。
また、小学校国語、小学校算数、中学校国語、中学校数学について、滋賀県と全国の平均正答率を設問別にグラフ化して提示。「故事成語・ことわざ」「小数を含む減法」など、課題がみられた設問を具体的に示すとともに、課題解決のための学習例なども紹介している。
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