女子学生向け優良企業ランキング、卸売業1位は「三菱商事」
昭和女子大学女性文化研究所は11月25日、「女子学生のための優良企業ランキング(食料品業、卸売業、輸送用機器業編)」を発表した。食料品業は「サントリー」、卸売業は「三菱商事」、輸送用機器業は「日産自動車」が1位となった。
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同ランキングは、女子学生が卒業後に継続して働き続け、キャリアを向上させて活躍してほしいという願いから、ワークスタイルに合わせた効果的な企業選びができるように企業を評価している。2013年11月の第1回は銀行業、サービス業、2014年6月の第2回は小売業、化学・化粧品業、情報・通信業、第3回となる今回は、食料品業、卸売業、輸送用機器業を取り上げた。
企業評価の方法は、指標A「就業継続・WLB(ワークライフバランス)指標」と指標B「キャリア・フレキシブルワーク指標」の2つの指標をクロスさせた視点から評価。評価対象は、食料品業52社、卸売業124社、輸送用機器業53社のうち、「女子従業員の勤続年数」が無回答の企業を除外した、食料品業47社、卸売業83社、輸送用機器業44社。
食料品業47社のランキングは、1位「サントリーホールディングス」、2位「味の素」、3位「キリンホールディングス」、4位「JT」、5位「アサヒグループホールディングス」。
卸売業83社のランキングは、1位「三菱商事」、2位「丸紅」、3位「モスフードサービス」、4位「三井物産」、5位「豊田通商」。
輸送用機器業44社のランキングは、1位「日産自動車」、2位「川崎重工業」、3位「アイシン精機」となった。
このほか、キャリア・フレキシブルワーク指標重視の「バリキャリ追求」、就業継続・WLB重視の「出産・育児を越えて就業継続」の2つのタイプについてもおすすめの企業をランキング化している。
なお、第2回までは女性を使い捨てにするブラック企業の反対という意味で「ホワイト企業」と表現してきたが、ブラック、ホワイトというネーミングは人種差別的ではないかという意見もあり、今回からは「女子学生のための優良企業」という表現にしたという。趣旨と評価手法は変わらない。
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