公園でキャッチボールできたらいいね、プロ野球5球団が連携プロジェクト開始
首都圏に本拠地を置くプロ野球球団、読売ジャイアンツ、東京ヤクルトスワローズ、横浜DeNAベイスターズ、千葉ロッテマリーンズ、埼玉西武ライオンズの5球団は、1月より「首都圏5球団共同事業 公園キャッチボールプロジェクト」をスタートする。
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このプロジェクトは、キャッチボールを出来る環境の減少に対する危機感からスタートした。キャッチボールをしなくなっているのはなぜか、という疑問に対して、『公園はキャッチボール禁止だから』と環境の問題が気になりがちで、各球団でもそう考えていた。が、実際は一定程度の広さのある公園では、軟らかいボールなどを使ってのキャッチボールは他の公園利用者と譲り合いながら利用できると、各自治体のルールで定められていることがわかった。
そこで、問題意識を共有する5球団は、各球団が本拠地とする地域の公園と協業し、親子や友達同士で気軽にキャッチボールを楽しめるための「公園キャッチボールプロジェクト」を実施する。
■「首都圏 5 球団共同事業 公園キャッチボールプロジェクト」概要
【主催】 読売ジャイアンツ(東京)、東京ヤクルトスワローズ(東京)、横浜DeNAベイスターズ(神奈川)、千葉ロッテマリーンズ(千葉)、埼玉西武ライオンズ(埼玉)
【開始時期】 2015年1月より開始
(各球団により開始日は異なる。詳細は各球団公式HP等まで)
【実施場所】 各球団の当初実施公園は以下のとおり。
◇東京(巨人、東京ヤクルト):善福寺公園(杉並区)、昭和記念公園(立川市)
◇神奈川(横浜DeNA):本牧市民公園(横浜市中区)
共催(公財)横浜市緑の協会(横浜市公園指定管理者連絡会)
◇千葉:(千葉ロッテ):豊砂公園(千葉市)
◇埼玉:(埼玉西武):所沢カルチャーパーク(所沢市)
【実施内容】
・各球団が各地域の公園と協業し、キャッチボール用のグローブやボールを無償で貸し出し、園内の場所は各公園が定める。
・ボール、グローブは各球団が公園に無償支給する
・貸し出し業務は各公園の管理事務所にて行う
なお、このプロジェクトは硬式球等を使ったキャッチボールなどを促進するものではない。危険な利用が行われた場合は各公園の管理人が都度、注意喚起することで安全な利用を促すことを想定している。その他、公園のルールに基づき、安全管理を徹底するとしている。
【キックオフイベント】
1月25日(日)11:00~@都立善福寺公園(杉並区)雨天中止
【内容】
ボールの正しい握り方、投げ方などキャッチボールの基礎を指導
対象:小学生(1~4年生)とその保護者、各1名ずつ30組(事前予約制)
指導:ジャイアンツアカデミー講師2名
公園でキャッチボールをしなくなったのはなぜ?…プロ野球5球団連携でキャッチボール推進へ 1月25日から
《編集部@CycleStyle》
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