TOEIC公開テスト2015年3月受験申込者が過去最多20万人超に
日本でTOEICプログラムを実施・運営する国際ビジネスコミュニケーション協会は、2015年3月実施(試験日3月15日)の第198回公開テストの受験申込者が20万人を超え、単回の受験申込者が過去最多となったことを発表した。
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受験申込者を職業別で見ると、「会社員・会社役員」の40.2%に続き「大学生・短大生」が34.5%(前年29.5%)で前年より5%増えた。年齢別では、大学生や短大生の含まれる「20~24歳」が全体の40.4%(前年31.8%)となり、前年より8.6%増の最多となった。受験理由として最もっとも多かったのは「英語力を確認したいから」が23.6%、次いで「就職活動・転職活動に必要だから」23.6%だった。
これまでのTOEIC公開テストの最多受験申込者は第178回(2013年3月実施)の約18万4千人だった。例年、3月は単回あたりの受験申込者が最も多い実施回であるが、今年の受験者増加の背景には、就職活動の開始が3か月後ろ倒しになったことや、英語学習熱の高まりなどの影響があるとみられている。
TOEICテストは1979年に開始され、世界共通の英語によるコミュニケーション能力を評価するテストである。スコアによる評価や、英語能力を正確に測定することの質の高さが評価され企業・団体の昇進・昇格、学校の入試や単位認定などで広く活用されている。2013年度の受験者は236万1千人だったという。
◆TOEIC公開テスト受験案内
受験料:5,725円(税込み)
試験実施月:年10回(1・3・4・5・6・7・9・10・11・12月)※受験地ごとに異なる
受験地:全国80都市
申込み方法:インターネット、コンビニ端末にて申込み
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