愛知教育大、ラノベ「ソードアート・オンライン」を教科書採用
愛知教育大学が、2015年度版の授業情報を開示。多彩な授業内容が判明していますが、「国文学講義」の中にライトノベル「ソードアート・オンライン」を教科書として採用した授業が確認されました。
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このユニークな授業の目的は、国文学として「現代の日本文学を代表する作家・作品を取り上げ、その作品の表現や物語内容等を分析する技能を身につける」といったもの。その題材としてライトノベルがチョイスされるのは実に個性的な試みと言えますが、小説のみならずアニメにゲームと幅広く展開されている支持の厚さも選択理由のひとつなのかもしれません。なお、小説シリーズの全世界累計発行部数は1,670万部を突破(2014年12月時点)しています。
また作品単体だけでなく、歴史的・社会的状況も紐解くことで、世界を多角的に理解する能力を養うという目的もあるとのこと。同大学は昨年も教科書に「ソードアート・オンライン」を採用した経緯があり、今年も引き続く形となりました。
なお昨年は第1巻と第2巻を教科書に指定していましたが、今年は1巻のみとなっています。より深い内容に言及するためでしょうか。機会があれば講義を受けてみたいものですね。
(C) 2010 Aichi University of Education. All rights reserved.
愛知教育大学、今年も「ソードアート・オンライン」を教科書に
《臥待 弦(ふしまち ゆずる)@INSIDE》
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