文科省、小中高生のプログラミング教育実践ガイドを公開
文部科学省は4月14日、教育の情報化サイトに「プログラミング教育実践ガイド」を掲載した。ガイドは、小・中・高校の授業で実践されている事例を53ページにわたって紹介しており、同サイトよりダウンロードできる。
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
同省は初等中等教育段階のプログラミング教育を推進するため、児童生徒の発達段階に応じたプログラミングに関する学習事例を収集し、教員向けの指導に役立つガイドを作成した。ガイドでは、コンピュータを利用して問題を解決するために、手順を論理的に示すアルゴリズムやプログラミングの基礎的な学習について、事例をもとに紹介している。
小学校は「1年生からのプログラミング体験」「プログラムロボット学習」、中学校は「アニメーション制作でプログラミングの基礎学習」「車型ロボ」、高校は「C言語と電子工作・センシングの基礎学習」など各校種4つ、計12の実践事例を掲載している。
プログラミング教育は、児童生徒が自分で作りたいと思えるような課題を設定し、教員がすべてを教えるのではなく、児童生徒自身が考え、友達との協働によって確認・発展のアイデアを得て、試行錯誤しながらプログラミングするという授業スタイルが多く見られるという。
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