分野別QS世界大学ランキング2015、東大は6分野でトップ10入り

 世界大学評価機関のQuacquarelli Symonds(QS)は、分野別QS世界大学ランキング2015を発表した。36専攻分野のうち、ハーバード大学とマサチューセッツ工科大学(MIT)は21専攻分野で1位を分け合った。

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QS World University Rankings by Subject 2015
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 世界大学評価機関のQuacquarelli Symonds(QS)は、分野別QS世界大学ランキング2015を発表した。36専攻分野のうち、ハーバード大学とマサチューセッツ工科大学(MIT)は21専攻分野で1位を分け合った。東京大学は6専攻分野でトップ10以内にランクインした。

 分野別QS世界大学ランキング(QS World University Rankings by Subject)2015は、36専攻分野について、85,062名の学者と41,910名の雇用主の専門意見に加え、1,730万件のリサーチの分析と1,000万以上の引用をもとに集計。世界60国の総計894大学を対象として調査された。ランキングは2011年より毎年公開されている。

 36専攻分野のうち、ハーバード大学とマサチューセッツ工科大学(MIT)は21専攻分野で1位を分け合った。トップ10のランクイン状況は、ケンブリッジ大学が31専攻分野、オックスフォード大学とスタンフォード大学が29、ハーバード大学が28、カリフォルニア大学バークレー校が26、MITが19、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE)が11であった。

 日本は計33大学がランクされ、36分野で総計3.2%を占有した。東京大学は6専攻分野でトップ10以内に入り、現代語分野で6位、化学工学分野で8位、化学分野で9位、土木工学分野で10位、建築学分野で10位となった。

 また、東京医科歯科大学は歯科医学科分野で6位、京都大学は化学工学分野でトップ10、他5専攻分野ではトップ20にランクイン。大阪大学は化学分野で19位、東北大学は材料科学分野で31位、慶應義塾大学は国際政治分野、早稲田大学は現代語分野でトップ50に入った。日本国立大学の13校が1つ以上の専攻分野でトップ100に入り、そのうち7校はトップ50に入った。

《工藤めぐみ》

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