子どもの受験や進学は「大切な経験」…JCB調査
ジェーシービー(JCB)は8月6日、「かけがえのない毎日に関する調査」の結果を発表した。かけがえのない幸せを感じる日常のシーンは「家族との食事」がトップだった。また、50代・60代の約5人に1人が「子どもの受験・進学」をかけがえのない経験だと回答した。
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調査は、20歳~69歳の子どもがいる全国の既婚男女、男性500名(20代~60代各100名)、女性500名(20代~60代各100名)、合計1,000名を対象に、インターネット調査で行われた。調査期間は2015年7月。
ありふれた日常で「かけがえのない幸せ」を感じるシーン(複数回答形式)で、もっとも多かったのは「家族との食事」57.3%で、ついで「子どもの成長を感じたとき」52.5%、「家族からありがとうを言われたとき」41.0%という結果だった。
今までの人生で「かけがえのない経験」だと思うことについての質問(複数回答形式)では、「子どもの誕生」がもっとも多く72.4%、ついで「子育て」55.0%だった。また、「子どもの受験・進学」と回答した人は全体では14.6%だったが、50代で22.0%、60代で20.5%と50代・60代の約5人に1人が大切な経験として心に残っていることがわかった。
家族の絆を感じるとき(複数回答形式)は、「家族揃って食事をしているとき」がもっとも多く40.7%だった。「家族が自分のことを心配してくれたとき」や「病気になった際に看病してもらったとき」と回答したのは、男性よりも女性のほうが多く、女性は家族同士の支え合いに絆を感じる人が多い傾向にあるようだ。
自分の願いや夢の実現を後押ししてくれるのは誰からの言葉かを聞いた質問(複数回答形式)では、「パートナー」がもっとも多く44.0%、ついで「子ども」22.9%だった。若い女性は、母親の言葉に勇気づけられる人が多い傾向にあり、20代女性で46.0%、30代女性で36.0%が「母親」と回答した。
また、毎日の前向きな気持ちを支えてくれるのは誰からの言葉かという質問(複数回答形式)では、全体では「パートナー」45.7%、「子ども」32.3%という結果だったが、男女別にみると男性のトップは「パートナー」50.0%だったのに対し、女性は「子ども」43.8%がもっとも多かった。女性にとって子どもは、日々の生活の原動力になっているようだ。
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