【ワークショップコレクション11】36粒で何を描く?創造性を刺激するタイルアートに挑戦
melon mosaic(メロンモザイク)は、8月29日・30日に東京都渋谷で行われた「ワークショップコレクション11」でカラフルタイルを使ったタイルアートワークショップを出展した。同チームの出展は、2015年で6回目。
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
メロンモザイクは、渋谷区代々木でタイルクラフト教室を開校している。メロンモザイクに所属する伊東亜由氏は、20年前からタイルクラフトの創作に取り組んでいるという。
メロンモザイクの知見や伊東氏の技がぎゅっと詰まった同ワークショップは、2014年に行われた「ワークショップコレクション10」で人気ワークショップ投票2位に選出された経歴を持つ。2015年の出展では、雨の影響もあるため例年より少なめの参加者であるというものの、29日・30日の合計2日間で約850名が参加した人気ブースだ。
「36粒で何つくる?カラフルタイルコースター」の作り方は至ってシンプル。まっすぐにタイルを並べやすいよう、木枠のコースターに透明な36マスの枠が置かれ、枠のマス目にタイルを配置すればコースターが完成する仕組み。幼い子どもでも取組みやすい工夫のため、3歳程度の女の子も果敢にチャレンジをしていた。
子どもたちは、みな思い思いに36粒のタイルを配置。好きな色をちりばめたコースターや、36マスを4ブロックに分割しそれぞれに絵を描く子ども、人気キャラクターを模したコースターを作成する子どもの姿が見られた。
伊東氏によると、カラフルコースター作りには、初めて出展した第1回以来毎年参加している小学生がいる。小学6年生になった2015年は、遂に6つ目のコースターを作り上げたそうだ。同氏は、タイルアートの持つ可能性について「年齢の変化に応じた新しい発見、創造を刺激する知育玩具のような役割があるかもしれない」と語った。伊東氏のもとで学ぶタイルアーティストの卵たちの優しい指導も、人気ワークショップであり続けるポイントとなりそうだ。
《佐藤亜希》
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