いくつ読めますか? 鎧球、陸蓮根、東西南北…難解ワードランキング発表
10月16日の「辞書の日」に合わせ、辞書サイトを運営するウェブリオが「解読難解なワードに関する調査」を発表した。野菜や動物、魚など10分野で解読難解なワードを調査、野菜では「陸蓮根(オクラ)」、動物では「樹懶(ナマケモノ)」が1位に選ばれた。
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10月16日は、アメリカの辞書製作者ノア・ウェブスターの生誕記念日であることから「辞書の日」として制定されており、記念イベントなど辞書にまつわる活動が展開されているという。ウェブリオは、「辞書の日」をきっかけに辞書の利用促進と重要性を訴求する目的で調査を実施。全国の10代~60代の男女、合計483名を対象に、「解読難解なワードに関する調査」としてインターネットで調査を行った。
辞書の利用実態については、85.5%と8割以上の人が「日常的に辞書を利用している」と回答。利用する辞書の種類としては、パソコンやスマートフォンなどの「オンライン辞書」がもっとも多く54.5%、ついで「電子辞書」18.5%、「紙辞書」6.2%という結果に。オンライン辞書の普及率の高さが伺える結果となった。
解読難解なワードランキングでは、「野菜」「動物」「魚」「スポーツ」「果物」「中華料理」「国名」「苗字」「楽器」「宝石」の10分野で「読みや意味を知って驚いたワード」を選択してもらう形で調査を実施。野菜では1位「陸蓮根(オクラ)」についで、2位「芽花椰菜(ブロッコリー)」、3位「花椰菜(カリフラワー)」が選ばれた。
動物では、1位「樹懶(ナマケモノ)」についで、2位「羚羊(カモシカ)」、3位「鼈(スッポン)」という結果に。魚では、1位「翻車魚(マンボウ)」、2位「海鷂魚(エイ)」、3位「栄螺(サザエ)」。スポーツでは、1位「鎧球(アメリカンフットボール)」、2位「避球(ドッジボール)」、3位「撞球(ビリヤード)」が選ばれた。
そのほか、果物では「果物時計草(パッションフルーツ)」、苗字では「東西南北(ひがた・よもひろ)」が1位に。いずれも日頃目にすることが少なく、どう読むのか思わず辞書で調べたくなるようなワードが上位に選ばれた。
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