痩せすぎに注意、オムロン×三菱総研が女子中高生に授業

 オムロン ヘルスケアと三菱総合研究所は、女子中高生を対象にした出張授業『夢を叶えるための美人レッスン』を実施したことを、10月8日に発表した。同出張授業は、三菱総合研究所が総務省から受託した被扶養者健康増進支援モデルの一環として行われたもの。

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順天堂大学医学部小児科非常勤助教・博士(医学)の本田由佳氏
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 オムロン ヘルスケアと三菱総合研究所は、女子中高生を対象にした出張授業『夢を叶えるための美人レッスン』を実施したことを、10月8日に発表した。

 同出張授業は、三菱総合研究所が総務省から受託した、平成27年度「ICT健康モデル(予防)の確立に向けた退職時健康情報継続管理モデル等に関する実証(被扶養者健康増進支援モデル)」の一環として行われたもの。

 授業で講師を務めたのは、順天堂大学医学部小児科非常勤助教・博士(医学)の本田由佳氏で、授業を受けたのは、豊島区立駒込中学校、西巣鴨中学校、千葉県立佐倉南高校の女子生徒と、授業参観の保護者128名。

 本田氏は、授業のテーマを「やせすぎのリスクや女性ホルモンと身体の関係」とし、子どもの頃から自分の体に関心を持つことの重要性を、女子中高生たちに理解してもらうことを目的に、「健康で美しい女性になるための基礎的な知識の習得」と「日常生活で継続して実践できること」を授業で伝えた。

 授業の中で本田氏は、思春期のやせすぎが、骨粗鬆症や骨折、筋力不足、出生体重低下の原因になることを話し、女性ホルモンと身体状態の関係性を解説した。

 また本田氏は、生徒たちにオムロン ヘルスケアの婦人用電子体温計を配り、基礎体温の測り方を説明した上で、夏休み中に計測・記録をしてもらえるように依頼。生徒たちの計測結果は、本田氏が分析し、今回の授業の効果とともに、今後、日本思春期学会などの学会で、発表する予定とのこと。

 オムロン ヘルスケアと三菱総合研究所は、今後も、やせすぎや無理なダイエットが女性の体にもたらす影響や、自分の体を知ることで、健康な心身が育まれることを伝える活動を続けていくという。

女子中高生たちに「やせすぎのリスクや女性ホルモンと身体の関係」を伝える、出張授業を実施

《ダイエットクラブ編集部》

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