クリスマスまであと何日? アドベントカレンダーで親子一緒にカウントダウン
紅葉シーズンも終われば、あっという間にクリスマス。サンタクロースからの贈り物を心待ちにしている子どもも多いのではないだろうか。クリスマスまでの残り日数を楽しく、時においしくカウントダウンできる「アドベントカレンダー」を紹介する。
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◆海外では一般的な「アドベントカレンダー」
「アドベントカレンダー(Advent calender)」とは、クリスマスまでの日数を数えるために用いるカレンダーのこと。北欧ではクリスマスを「ユール」と称することから「ユール・カレンダー(Julekalender)」と呼ぶことも。諸説はあるが、起源はキリスト教の一派がクリスマス前の24日間を数えるために始めたとされており、現在は国内でもお菓子メーカーが販売するものや、靴下やモミの木を模したアドベントカレンダーでクリスマスを待つ家庭も増えているようす。伝統的なアドベントカレンダーは、日付をめくると1日ごとにお菓子が入っていたり、聖書に出てくる御言葉(みことば)が出てくるような仕掛けになっている。
◆1日1回のお楽しみ…お菓子のアドベントカレンダー
生チョコレートやクッキー、焼き菓子の製造・販売を行うロイズ(北海道札幌市)は、数量限定で「アドベントカレンダー2015」を販売中。12月1日から24日まで毎日1つずつ窓を開けると、ロイズのチョコレートや可愛らしいキャラクターが出てくる仕組み。100分の1の確率で「ゴールドサンタ」にも出会える仕掛けもあるそうだ。
「白い恋人」でおなじみの石屋製菓(北海道札幌市)は「ISHIYAメリーメリー・カレンダー」でクリスマスまでをカウントダウン。「白い恋人」はもちろん、扉を開くと「雪だるまくん」や「雪の結晶」などが入っている。
洋菓子製造・販売や喫茶・レストランを展開するモロゾフ(兵庫県神戸市)はクリスマスまでの日数を数える「ホリデースイートカレンダー」を販売。窓を開けると、チョコレートやキャンディーが入っている伝統的な作り。
製菓メーカー以外にもアドベントカレンダーを販売している会社は多い。ディズニーストアは、ミッキーとミニーのアドベントカレンダーを販売。毎日ひとつずつ日付がついた小さな引き出しを開けると、クッキーやキャンディーが入っている。
◆進化するアドベントカレンダー、変り種も
幼児服のファミリア(兵庫県神戸市)は壁掛けタイプのアドベントカレンダーを展開。所々に「ファミリアチェック」があしらわれ、ギフトボックスを模した「ヒラヒラ」をめくりどんなアートがでてくるかを楽しむ。
ドイツのR.Sellmer Verlag社が販売するアドベントカレンダーは、1955年にデザインされたクリスマスの村を5ピースの厚紙で作る組立て式のカレンダー。厚紙についた小窓をあけ、表れるイラストを楽しめるようになっている。組立て式のアドベントカレンダーは、過去にレゴも手がけ人気の商品となったようだ。
アンファン(ENFANT)は、1から25の刺繍がされたカラフルなソックスのクリスマスカレンダーを販売している。中には人気キャラクター「スヌーピー」がデザインされたチョコレートやクッキー、マシュマロが入っているオーソドックスなアドベントカレンダーだが、冬に暖かい毛糸素材のソックスが印象的。ソックスタイプのほか、手袋(ミトン)、トレインタイプもある。
◆買い方は?自分で作れる?
アドベントカレンダーは、百貨店や量販店の食品売り場や、雑貨店のカレンダー・暦コーナーなどで販売されている。また、これからの時期は各地で行われる親子ワークショップでアドベントカレンダーが扱われることも増えそうだ。
そのほかにも、11月29日には二子玉川蔦屋家電2階イベントスペースダイニングで開催されるFlying Tiger Copenhagen新刊発売記念イベントにおいて、アドベントカレンダーのデコパージュが開催される予定。
アドベントカレンダーによっては数量限定販売や毎年の人気商品もあるため、購入時に売切れとなっている可能性もある。気に入ったアドベントカレンダーの在庫は、早めに実店舗やオンラインストアで確認したい。
《佐藤亜希》
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