【大学受験2016】京大入試で時計の持込みを禁止…ウェアラブル端末対策
京都大学は12月10日、入学試験における時計の持ち込みを規制することを発表した。今日普及し始めているウェアラブル端末を規制し、入学試験の公平性を保つことがねらい。
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平成28年度京都大学一般入試は、一般入試が2月25日(木)と26日(金)に行われる。27日(土)は医学部医学学科で面接を実施する。12月10日には、入学試験において受験生各自が用意する時計の持込みはすべて禁止すると発表した。
持込みが禁止されるのは、腕時計、置時計、スマートウォッチなどの時計類。時計の持ち込みを禁止するとともに、全試験室には電波時計が設置される。京都大学は、入学試験における時計の持ち込み禁止は「入学試験における公平性を確保するため」と述べている。対策は、通信機能や計算機能を備えた腕時計型ウェアラブル端末の普及を受けてのことだという。
入試や試験に時計の持ち込みを禁ずる大学の先行例としては、慶應義塾大学の湘南藤沢キャンパス(SFC)がある。SFCでは、今夏よりすでに定期試験中の時計持込をすべて禁止している。禁止されている時計は、京都大学同様に腕時計や置時計、ウェアラブルウォッチなど。
京都大学の受験を考えている高校3年生は、同日12月10日に発表されている一般入試募集要項などもあわせて確認のうえ試験に臨んでほしい。
《佐藤亜希》
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