2015年最後!こぐま座流星群…12/23未明から明け方に観測チャンス
2015年の天体ショーを締めくくる「こぐま座流星群」が12月23日ごろ、活動のピークを迎える。2015年は極大時刻が日中であるほか、月明かりの影響もあるため、条件はあまりよくないが、2015年最後となるだけに流れ星の出現に期待がかかる。
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
こぐま座流星群は、12月下旬に活発になる小さな流星群で、母天体はタットル彗星。流星数は例年少ないが、時折、流星出現が活発化することでも知られている。過去には、1945年や1986年に流星数が増加し、1981年には明るい火球が多く流れているのが確認されている。
2015年の極大は、12月23日午前11時ごろ。極大が昼間であるうえ、月明かりの影響もあり、2015年のこぐま座流星群はあまりよい条件とは言えず、アストロアーツでは「見えても1時間あたり1、2個」と予想している。
観測に適した時間は、23日未明から明け方ごろ。ニコンチャンネルによると、流星を見つけるポイントは、周りに明るい照明などがなく、東西南北のどの方向の空もよく見える場所で、じっと待つこと。星空の広い範囲を眺め、暗いところに目が慣れてくると、見える星の数が増え始め、暗い流星も見えるようになるという。寒い季節なので、防寒対策もしっかり準備するとよいだろう。
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