遠隔合同授業を実現…文科省の実証事業が「xSync」採用
ブイキューブグループのパイオニアVCが提供しているビジュアルコラボレーションサービス「xSync(バイシンク)」が、文部科学省の実証事業に採用された。2015年12月18日には、長野県の中山間地域にある小学校2校で遠隔合同授業が行われた。
教育ICT
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ブイキューブグループは、成長戦略の柱の1つとして教育分野におけるビジュアルコミュニケーション活用に取り組んでいる。その中核を担っているパイオニアVCの「xSync Prime Collaboration」は、国が掲げるICTを活用した教育の質の維持向上に貢献するソリューションだという。
人口減少・少子高齢化による学校規模縮小という状況にある長野県下伊那郡喬木村は、ICTを活用した教育に力を入れており、教育の質の維持向上を図っている。小規模校の児童・生徒でも、普通規模校に引けをとらない学び合いの機会が創出されることを目指し、遠隔テレビシステムや遠隔電子黒板システム、タブレット端末を効果的に活用できるアクティブラーニング教室の整備を推進している。
文部科学省では人口過疎地域において、小規模学校の教育上の課題を克服するため、学校同士をICTで結び年間を通じて合同学習などを実施し、指導方法の開発や有効性の検証を行うために「人口減少社会におけるICT活用による教育の質の向上に係る実証事業」を実施。長野県下伊那郡喬木村にある学校統合が困難な中山間地域にある小学校2校での遠隔合同授業を実現する仕組みとして、パイオニアVCの「xSync Prime Collaboration」を採用した。
2015年12月18日には、喬木第一小学校の生徒26名と喬木第二小学校の生徒6名が参加し、小学校4年生 算数の遠隔合同授業が公開された。教諭からは、「子どもたちがさまざまな考えや意見に触れられ、考えの幅が広がった」という感想が寄せられた。また、喬木村教育委員会からは「映像、音声だけでなく、思考の共有が可能」な点や、「授業への集中を妨げない音声品質」について高い評価を得たという。
喬木村の市瀬村長は「遠隔電子黒板システムが学びの過程を瞬時に共有し可視化され、協働学習支援ソフトを活用することで10人以下のクラスメートでは体験できなかった多様な意見に接する機会ができること、今まで発言できずに埋もれがちであった意見が一覧表示されることで全員参加型の授業が可能になることから、規模の大小に関係なく両校のメリット・デメリットの解消につながる効果を期待する」と語っている。
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