【大学入試2016】近大の逆転勝利はあるか? 3/3時点の私立大志願者数を比較

 平成27年度大学入試において、志願者数No.1となった近畿大学。しかし、大学通信が調査(2月25日時点)では、明治大学が暫定1位、近畿大学は3位となっていた。まもなく、すべての入試方式で出願を締め切る2大学だが、現時点での志願者数はどうなっているだろうか。

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 平成27年度大学入試で全国志願者数No.1となった近畿大学。平成28年度の志願者数結果が注目されるが、大学通信による2月25日時点の調査では、明治大学が暫定1位、近畿大学は3位だった。まもなくすべての入試方式で出願を締め切る2大学について、現時点の志願者数を見てみよう。

 3月3日午後8時50分時点の近畿大学の志願者数は、計11万9,615人。一般入試・前期(A日程)44,917人、(B日程)35,355人、PC方式(前期)4,266人、C方式(前期)12,785人、C方式(中期)3,626人、一般入試(後期)14,900人、PC方式(後期)2,538人、C方式(後期)1,228人となっている。

 暫定1位となっていた明治大学をみると、3月3日時点での一般入試志願者数総計は10万8,138人。内訳はそれぞれ、一般選抜入学試験60,374人、全学部統一入学試験17,956人、大学入試センター試験利用入学試験29,808人となっている。

 近畿大学の前期・中期の試験はすでに終了しており、3月8日・9日が試験日の一般入試(後期)およびPC方式(後期)の志願者数も確定済み。C方式(後期)のみ、3月5日まで出願を受け付けている。一方、明治大学では一般選抜入学試験、全学部統一入学試験の試験は終了しており、センター試験利用入試・後期日程が3月4日まで出願を受け付けている。

 近畿大学と明治大学ともに、今後も志願者数は変動するが、現時点で1万人以上の差が開いている。また、大学通信による2月25日時点の調査で志願者数2位だった早稲田大学は、2月5日にすでに一般入試、センター利用入試ともに志願者数を確定しており、学部総計の志願者数は10万8,039人。そのため、早稲田大学の出願者数にはこれ以上の変動はないため、昨年度に引き続き近畿大学が志願者数1位となる可能性が浮上した。各大学の入試情報サイトでは、随時、志願者速報を更新している。

◆私立大学の志願者数トップ3(3/3時点)
1位 近畿大学 119,615人
2位 明治大学 108,138人
3位 早稲田大学 108,039人
※早稲田大学は志願者数確定済

《黄金崎綾乃》

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