大阪市、小中全校にタブレット端末導入…総数2万1,113台

 大阪市は、平成28年4月より市立小中学校全校において、タブレット端末等のICT機器を活用した授業を一斉に開始する。対象校422校のタブレット端末総整備台数は2万1,113台。プレゼンテーションや児童生徒間での活発な意見交換などができると見込まれる。

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 大阪市は、平成28年4月より市立小中学校全校において、タブレット端末等のICT機器を活用した授業を一斉に開始する。対象校422校のタブレット端末総整備台数は2万1,113台。プレゼンテーションや児童生徒間での活発な意見交換などができると見込まれる。

 大阪市立小中学校全校(422校)のICT機器の総整備台数は、タブレット端末が2万1,113台、液晶プロジェクタまたは大型ディスプレイが5,511台、授業用ノートパソコンが7,042台。なお、タブレット端末は、モデル校の小学校18校と中学校8校には小学3年生以上の各学年に基本40台、小中一貫校3校には小学3年生以上1人1台、モデル校以外の小中学校には1校につき基本40台(児童生徒数に応じて台数を調整)を配置する。

 教員への支援について、4月より教員研修とタブレット端末等の貸出し、授業作り指導員の派遣を行い、5月中旬よりコールセンターの開設、6月よりICT支援員の配置、9月より授業支援システムを導入する。

 ICT機器の活用により、「自分で考え判断する力」「自分の考えを豊かに伝える力」「最新のICT機器を活用する力」の育成を図るという。タブレット端末を使って学習課題に対する自分の考えやグループの考えを整理し、大型ディスプレイに表示することでクラス全体で情報を共有し、プレゼンテーションや児童生徒間での活発な意見交換等をする学習が見込まれる。

《工藤めぐみ》

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