4/22は「4月こと座流星群」と今年もっとも小さな満月が共演
いよいよ4月、冬の厳しい寒さも去り、日も長くなってきた。話題となった3月9日の部分食に続き、4月に観察できる「4月こと座流星群」と今年最小の満月情報を紹介する。
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4月22日、「4月こと座流星群」が極大を迎える。国立天文台によれば、一般的に「4月こと座流星群」の流星出現が期待できるのは4月15日から25日まで。毎年の流星数はそれほど多くないが、突発的に流星数が増加することがあり、国内では1945年に1時間あたり約90個の記録があったという。
4月こと座流星群の観察おすすめ時間帯は4月22日午後11時ごろから翌朝まで。ただし、同日夜には満月が輝くため、流星群の観察条件は悪いとされている。
なお、流星群の観察は妨げるが、4月22日の月は今年の満月の中で「もっとも小さく見える満月」だという。2016年最大の満月は11月14日で、国立天文台が公開している「満月の大きさくらべ」の写真を見ればその差は歴然。
流星群は今後、4月25日から5月17日に流星の出現が期待できる「みずがめ座η(イータ)流星群」も控えている。しかし、今年最小の満月は4月22日にしか見られない。ここはひとつ、寒さを理由に天体ショーを避けていた家族も一度、夜風に注意しながらじっくりと満月の観察に繰り出してみてはいかがだろうか。
《佐藤亜希》
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