筆もマステも木版画も…京文具の美と技を紹介「京都おみやげ大全」

 写真集や京都関連の書籍などをおもに扱う光村推古書院は、「京都おみやげ大全」に続き京都の文房具を網羅した新刊「京都文具大全」を7月21日に発刊する。伝統的な京文具からインテリアまで、京都に関する文房具の奥深い世界を一挙に紹介している。

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京都文具大全
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 写真集や京都関連の書籍などをおもに扱う光村推古書院は、「京都おみやげ大全」に続き京都の文房具を網羅した新刊「京都文具大全」を7月21日に発刊する。伝統的な京文具からインテリアまで、京都に関する文房具の奥深い世界を一挙に紹介している。

 「京都文具大全」は、発売中の「京都おみやげ大全」に続く大全シリーズの第2弾。京都にゆかりのある文房具がこれほどあったのかと驚くほど多数の文房具を紹介しており、今まで大全としてまとめられたことのない京都の文房具をフューチャーし、一挙に紹介したほかにはない1冊となっている。

 取り上げた文房具は、筆をはじめとする文房四宝から絵の具、木版画、文箱、懐紙やポストカード、ぽち袋、マスキングテープまでジャンルも多岐にわたり、「したためる」「かきとめる」「たずさえる」「ととのえる」「たしなむ」の5章の構成により、書く・折る・切る・塗る・描く・貼るといったさまざまな用途の文具を紹介。

 伝統的な京文具の美と技を今に伝えながら、現代の文具として自在に変容を続ける奥深い京文具は見ているだけでも楽しく、贈り物から日常、ビジネスまでさまざまなシーンで「使ってみたい」を発見できる内容となっている。

 価格は2,200円(税別)で、7月21日発売。A5判208ページのボリュームで京都のこだわりを紹介する。

《畑山望》

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