子どもが苦手な夏休みの2大宿題、手伝う親は8割以上

 アクトインディが企画運営する子どもとおでかけ情報サイト「いこーよ」が、子育て中の保護者を対象に2016年度の「夏休みの宿題」についてのアンケート調査を実施。子どもが苦手な宿題は、ほかに大差をつけて「作文・読書感想文」と「自由研究」という結果となった。

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子どもが苦手な夏休みの宿題(子供とお出かけ情報サイト「いこーよ」調べ)
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 アクトインディが企画運営する子どもとおでかけ情報サイト「いこーよ」は、子育て中の保護者を対象に2016年度の「夏休みの宿題」についてのアンケート調査を実施。子どもが苦手な宿題は、ほかに大差をつけて「作文・読書感想文」と「自由研究」という結果となった。

 「夏休みの宿題」に関するアンケート調査は、6月6日から7月4日の期間に小学生の子どもを持つ全国の保護者を対象に「いこーよ」サイト内にて実施したもの。有効回答数は212名。子どもが苦手な宿題や、保護者の宿題への関わり方について調査を行った。

 子どもが苦手な夏休みの宿題は、1位「作文・読書感想文」38%、2位「自由研究」32%、3位「工作」10%という結果に。トップ2がほかに差をつけて苦手意識を持たれている現状が改めて浮き彫りとなった。自由度が高い課題ほど苦手意識を持つようで、自分の考えや調べた知識をまとめる作業に苦戦しているようすが伺える。

 子どもの夏休みの宿題を「ほとんど手伝う」と回答した保護者は6%、「手伝うものもある」との回答が77%と、8割以上の保護者が宿題を手伝った経験があるという結果に。手伝う内容は、1位「自由研究」64%、2位は同率の37%で「作文・読書感想文」「工作」だった。自由研究のアイデア出しや、読書感想文の書き方についてアドバイスするなど、子どもが取組みやすいよう一緒に考えているケースもあるようだが、期日に間に合わせるために手伝うというコメントも多く見られた。

 宿題の取組み方について親子で比較してみると、親子世代ともに「すべての宿題をできるだけ早く終わらせる」がもっとも多く、ついで親世代は「夏休み終了直前に慌てて終わらせる」28%、子ども世代は「毎日計画的に進めていく」24%という結果となった。子どもたちの計画的な面が見られることに加え、約8割の親が宿題を手伝うことでより期日を意識して取り組めている傾向が見られた。

《畑山望》

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